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大手4社出揃う!「テイスト」の違いはいかに!?

「キリンフリー」の大ヒットを受け、各社でノンアルコール・ビールテイスト飲料の開発が進んできたが、 先月末までに、アサヒ、サントリー、サッポロの商品が登場し、大手4社の製品が出揃った。アルコール0%と、 機能が同じであれば、やはり勝負になるのは「テイスト」・・・つまり味だ(サッポロのみ低カロリー、 低プリン体を謳っているが)。果たしてその違いとはいかなるものであろうか。

コクとキレ、ビールとの違い

図1はX軸に酸味由来のキレ(酸味B)、Y軸に苦味由来のコク(苦味雑味/食)を採ったもの。 なお、軸の選定には弊社内にて官能評価を行ない、関係性を調べた。「キレ」と酸味B及び、 「コク」と苦味雑味/食との相関が見られており、このように表現として置き換えている。 キレが強いのは「サッポロスーパークリア」だ。同商品は前述のように低カロリーという付加価値をつけており、 他の3社との差別化を図っている。ビールよりもコクは低いものの、アサヒポイントゼロ、 サントリーファインゼロはその中でもコクがやや強く、 コクとキレのバランスが取れているのがキリンフリーと言えるだろう。

図1
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4アイテムの味の特徴

図2は上図6アイテムの味数値を標準化し、キリンフリー、アサヒポイントゼロ、サントリーファインゼロ、サッポロスーパークリアとを比較してレーダーチャート化したもの。 グループ分けをすると、①サッポロスーパークリア、②キリンフリー、③アサヒポイントゼロとサントリーファインゼロの3グループに分けることが出来るだろう。 ①サッポロスーパークリアはキレに特化した味わいであり、他の味は全体的に淡い。②キリンフリーはバランスのとれた味わいの中で、甘味が低くキレが強いので、キレ系ビールを想起させるような味わいだ。③アサヒポイントゼロとサントリーファインゼロは全体的に味わいが強めに出ている。甘味、コクの余韻を中心にサントリーファインゼロの方がやや味が濃いようだ。 ついに出揃った大手4社のノンアルコール・ビールテイスト飲料。このような味わいの違いが果たして売上にどのように作用するのか。注目したい。

図2
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