味トレンドレポート・番外編「味」への好奇心旺盛な社員が、とっておきのトピックをお届けします!
豚肉の部位で味はこんなに違う!
風邪を引きやすいこの季節、疲れを残しておくと体調に不安も。きっちり栄養をとって健康でありたいものだ。数ある食材の中で もビタミンBの豊富な豚肉がおすすめだが、ロースやももなど、豚肉も部位によって様々な味の差異があることをご存知だろう か。本項では5つの部位について味の違いを明確にしたので、こちらをご参考においしく栄養を取っていただければと思う。
バランスのロース、旨味のもも、コクのバラ
上記のレーダーチャートは、雑味由来のコク(苦味雑味/食)、旨味・先味(旨味)、コクの余韻(苦味/食)、旨味・後味
(旨味コク)の味データと、五訂増補日本食品標準成分表(文部科学省ホームページより)の豚肉中型種肉(脂身つき、
生)の可食部100gあたりの脂質(g)とを標準化し、一つの店舗で購入した国産豚肉(同一ブランド)のロース、肩ロース、
もも切り落とし、そともも、バラの5つの部位についてレーダーチャートに直したもの。
こちらを見ると、それぞれの部位で味の特徴が異なっているのがよくわかる。
ロース・肩ロースは他の部位に比べ脂質と味のバランスがよく、ロースはコクの余韻や旨味・後味という後味系の
味わいが強い。肩ロースはロースに比べ先味が強く後味が弱い。
ももは他の部位に比べ旨味が強く、もも切り落としは旨味の先味がずば抜けて強い。また、そとももは旨味の後味が
特に強く、肉の余韻を楽しめる味わいだ。
バラは脂質が圧倒的に高い分旨味が弱いが、雑味由来のコクが強いため、脂と合わせて、濃厚なコクを感じることの
できる肉質と言える。
このように一口で豚肉といっても部位によって実に様々な味わいがある。ぜひお好みの味わいの肉を見つけ、
いろいろな料理に試されてはいかがだろうか。

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