味トレンドレポート・番外編「味」への好奇心旺盛な社員が、とっておきのトピックをお届けします!
スターバックスのインスタントコーヒーの味わいは?
満を持して4月14日に発売されたスターバックス ヴィア コーヒーエッセンス。「どんなときでも、ほんの数秒でスターバックスのお店で飲むような、いれたての香りと味わい」がコンセプト。味覚センサーで同商品(コロンビアとイタリアンロースト)とスターバックス店舗のドリップコーヒーを測定して比較した。
商品のコンセプト
スターバックスヴィアはミディアムタイプのコロンビアとエクストラボールドのイタリアンローストの2種類で発売された。2品ともにコロンビア産のアラビカ種のコーヒー豆を100%使用。家や会社、アウトドアなどでの飲用シーンを想定しており、2.1g×3本入りで300円、12本入りで1000円とかなりアッパーな価格設定である。同社のHPによると、本国アメリカでは昨年の9月の発売後、スターバックスの店舗以外にもCostcoやTargetなどの量販店、Amazonなどのネット、ホテルなどでも購入できる事から好調に推移しており、カナダ、英国へも販路を広げている。また、日本ではイタリアンローストのデカフェタイプはまだ発売になっていない。
スターバックスヴィア(左)ミディアムタイプのコロンビア/(右)エクストラボールドのイタリアンロースト
スターバックス ヴィアの特徴
下図(図1)はヴィアコロンビアを推奨量のお湯で希釈したもの、店舗のドリップコーヒー(コロンビアナリニョ)、日本で市販されているインスタントコーヒー(推奨量のお湯で希釈)35品の平均値を味のバランスで比較したものである。味覚センサーの13味の中からコーヒーの味として重要と考えられる5味を選択してチャートにした。インスタントコーヒーの平均値と比べるとヴィアコロンビアは味のバランスが店舗のドリップコーヒーに似ていると言える。
下図(図2)は同様にヴィアイタリアンロースト、店舗のドリップコーヒー(イタリアンロースト)、インスタントコーヒーの平均値を比べたものである。こちらもインスタントコーヒーの平均値と比べるとヴィアは店舗のコーヒーに味のバランスが似ていると言える。
ヴィア2品ともに酸味を抑えて苦味を強めており、スターバックスの店舗のドリップの特徴を良く再現できていると言える。
新しいコンセプトかつブランド力がある商品であり今後のインスタントコーヒーカテゴリー全体の高級化・バラエティー化を推し進める可能性を感じさせる。今後も注目したい商品である。
図1
図2
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